Actuator Line JP

2 ROBOT シリーズ

リニアモーションシステム Robot シリーズは、定格荷重、速度、最高加速度の条件を満たす ように設計されており、次のリニアモーションシステムが用意されてい ます。 ROBOT ボールベアリングガイド仕様 ■ 定格荷重の高い 2 本のボールベアリングガイドがアルミプロファイル 上の専用ベースに取り付けられています。 ■ キャリッジは、予圧がかけられた 4 つのボールベアリングスライダーに 取り付けられています。 ■ 4 条のボール列構成により、キャリッジは 4 方向の荷重を受けるこ とができます。 ■ 4 個のスライダーは両側をシールで保護されており、必要に応じ てスクレーパを追加してコンタミの多い環境に対応することもでき ます。 ■ バージョンのボールベアリングスライダーには、ボール同士の金属 接触をなくし、サーキット内でのボールのずれを防ぐための保持ケ ージも付いています。 ■ ボールベアリングスライダーの前面に取り付けられた潤滑油リザー バーから適正な量のグリースが供給されるため、メインテナンス間 隔が長くなります。 上記のリニアモーションシステムには次の特徴があります。 ■ 高速、高加速度 ■ 高定格荷重 ■ 高定格モーメント ■ 低摩擦 ■ 長寿命 ■ メインテナンスフリーのシステム(アプリケーションによって異なる。 「潤滑」のページを参照) ■ 低ノイズ

新しいドライブヘッド 新設計されたドライブヘッドは、アプリケーションのサイズに応じた減 速機を取り付けるにあたって、自由度の高い設計を実現していま す。標準組付けキットを使用することで、ドライブヘッドの左右どちら でも簡単に減速機を取り付けることができるようになりました。 アッセンブリーキットにはシュリンクディスク、アダプタープレートと固定 金具が含まれ、アクチュエータと一緒に注文できます。市場にある 主要ブランドの減速機に対応する、様々なキットが利用可能で す。より詳細な情報は PLS-33 をご覧ください。

シャフトを取り付けて2つのユニットを並列に接続して同期させる場 合も、同じ方法で行うことができます。

ROBOT-2C のドライビングヘッドは、2つの独立したキャリッジを制御す るために、両側に1つずつ、2つの減速機を収容できます。この特 徴的な機能を使用するには、軸の出荷前に Rollon が減 速機を社内で組み立てる必要がございます。営業担当 までご連絡をお願いいたします。

ROBOT 断面図

図 22

PLS-18

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